パシフィック/フラッピー‐Fluppy Belgian Session Ale 350ml
ベルギースタイルの明るい印象のセッションエール。酵母からなるフルーティーさとホップの組み合わせで、シトラスやハーブを思わせる豊かな香りでありながら、ドライかつジューシーな飲み口の、とっても爽快なビールとなりました。
—————— Memo ——————
ホップをたっぷりつかったベルギースタイルのセッションエールができました。
ベルギービールというと、トラピスト系やランビック、ホワイトビールなどが頭に浮かぶ方も多いかと思います。それらにはホップの香りや苦さの印象が少ないですが、実はベルギーにも意外とホップのキャラクターが強いビールがたくさんあるのです。
フランスと接する西部はホップの名産地でもありますし、ここ20年くらいで誕生したベルギーの中でもモダンな位置付けのブルワリーのビールはわりとホップの印象が強く、それらは基本的には国内ないし、ヨーロッパ産のホップが多く使われ、いわゆるアメリカのIPAなどとは違う雰囲気なのも面白いところかと思います。
そんなベルギー的ホッピービールらしく、ヨーロッパ産のホップをベースにしつつ、より明るい印象を持たせるためにニュージランドのホップなども組み合わせてレシピを考えてみました。
また、ベルギービールには欠かせないテクニックとも言える容器内二次発酵も組み合わせることで、ペールエールなどとも一味違った抜けの良いホップの苦味を表現することも狙っています。
仕上がりですが、ホップからなるシトラスやハーブ系の香りから、レモンバームやこぶみかんの葉を思わせる雰囲気で、そこに酵母由来のややラムネのようなニュアンスが加わることで軽やかかつ、爽やかさを感じられます。口に含むと舌の上で弾けるようにホップの苦味とモルトの柔らかい香ばしさが広がり、ほんのりと甘みも感じますが残糖感はほぼなく、とてもリフレッシングな印象です。
度数も低く全体に軽めの味わいですが、容器内二次発酵により、香りと味わいのレイヤーが1層も2層も厚く感じられます。また、缶底に残ったおりを適宜混ぜながら飲むと味わいの変化も楽しめるので是非試してみてください。
比較的シンプルではありますが、豊かなふくらみのある味わいで、日常のあらゆるシーンに合わせやすそうな、とても良いビールになったのではないかと思います。単体でもお食事と一緒でも、お好きなタイミングでお召し上がりいただけましたら幸いです。
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