べっぷブルワリー/ゆけむりヘイズ‐Yukemuri Haze Session Hazy Pale Ale 330ml
別府ブルワリーが新提案する湯あがりに合わせたライトなペールエール
飲み飽きさせないフルーティーなホップアロマが次の一口を誘います
トロピカルフルーツのアロマを中心としてアメリカ産・オーストラリア産ホップであるMosaic, Citra, Galaxy, El Doradoを使用
アルコール度数を抑えても軽く薄くなりすぎないように、またホップキャラクターにモルトが埋もれてしまわないようにCararedのカラメル感を少しだけ足しています
2種類のホッピング方法を実施してホップの香りを保ちながらアロマのバリエーションを増やしました。一つは、低温でのWhirlpool Hopping
通常Whirlpool Hoppingは煮沸直後に行われ、麦汁が沸騰していない分、苦味の抽出を抑えてホップアロマとなるエッセンシャルオイルなどの香り成分の揮発も抑えながら麦汁に溶かします
しかし、それでも温度は100℃近いのでエッセンシャルオイルの揮発はある程度仕方がないものです。一方で、今回は煮沸後に麦汁の温度を少し下げてからWhirlpool Hoppingをすることでエッセンシャルオイルを出来る限り麦汁に取り込みました
これはホップが原因となる汚染や低温によるオイルの溶けにくさの問題もありますが、衛生管理と時間管理にこだわり実現しました
もう一つは、発酵中のDry Hopping
Dry Hoppingはタイミングごとに香りが変化して現れます
これまでは発酵後に行い、すでに出来上がったアルコールにエッセンシャルオイルを乗せることをしてきました。それによりホップのフレッシュさ、グリーンさも現れます
一方で発酵中に行うと、タンク溜まるガスを逃がすためにある程度ガスと一緒に香りが逃げますが、香り成分をイーストが取り込むことでまた異なった香りが出来ます。
低温Whirlpool Hoppingと発酵中・後のDry Hoppingを重ねることで、ホップのキャラクターを出来る限り引き出せるようにしました
オレンジヒューの見た目で、しっかりとしたマンゴーやパパイヤに加えて、オレンジ、パイナップルなどのトロピカルホップアロマ
ドライでキレがあるがボディがあり、物足りなさを感じないように仕上がっています
湯あがりに飲みたいビールとはどのようなビールでしょうか。ヘッドブルワーの私はそれこそがビールの完成形なのではないかと思います。それは何度も杯を重ねられるビール、会話の目的にならない・その場の主役にならないビール、ビールに注目しすぎて会話を減らさないビール、誰かと会話をしながら飲んでいるとふと美味しさに気が付き・感心し、その体験を共有・共感して、またすぐに会話に戻れるようなビール、だと思っています
湯あがりには特に温泉・湯船から出たときの体がリラックスしているタイミングです
そこに新たに入る情報はできる限り優しく・刺激的すぎない方が、湯あがりの余韻に浸る体験を助長してくれます。湯あがりに飲むビールもそんなにフレーバーが強すぎない、リラックスした状態が出来る限り長引かせられるようなビールにすべきだと考え、このビールを作りました。ライトだけどしっかりとホップのアロマを感じられる、特に硫黄などの温泉に入った後は何かすっきりとした香りで、強すぎないリラックス出来る香りとしてビールのホップアロマは最適なのではないかと考えています
また、Yuagari Pilsのようなピルスナーとは違ったビールを湯あがりに飲んで欲しいという思いもあり、今回のSession Hazy Pale Aleを醸造しました
まだまだ湯あがりのビールには議論の余地があるかと思います。今私たちが考える湯あがりのビールとして提案するのはこのビールです
ぜひこのビールを飲んで皆さんの意見も聞かせてください
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